PET MARKET
ペット市場の今
PET MARKET
ペットの飼育状況
現在の日本における犬・猫の飼育頭数
2022年の全国調査では、国内でワンちゃんは約705万頭、ネコちゃんは約884万頭、合計で約1,589万頭が飼育されています。この数は、15歳未満の子どもの人数※を上回っています。最近は、子どものいる家庭や単身世帯でも、わが子のようにペットを可愛がって飼育する人が多くいます。
※2022年の15歳未満の子どもの人口は1,465万人。
・一般社団法人ペットフード協会 令和4年 全国犬猫飼育実態調査
・総務省統計局 我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで- 「人口推計」調べ
ペット市場の規模
過去5年間は、ペットフード、ペット用品ともに売上額は右肩上がりに。大切な家族であるペットに対して、より良いものを求める飼い主が増え、メーカーはそのニーズに対応し、商品開発しています。
※含まれるカテゴリー:ドッグフード・キャットフード・ペット用品・ペット耐久用品・その他ペットフード(ウサギ・ハムスター・フェレット・昆虫・獣類その他)
・INTAGE SRI+®( 全国小売店パネル調査)より 各年とも4月-3月集計
ペット飼育のトレンド
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室内飼育化
ワンちゃん、ネコちゃんともに約9割が、室内を中心に飼育されています。また、ワンちゃんは約3割、ネコちゃんは約8割が完全室内飼育という状況です。
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小型化
飼育されているワンちゃんのうち、約7割が小型犬※。その理由は、必要な運動量が少ないほか、マンションなどでも飼育しやすい点などが考えられます。
※小型犬とは体重が10kg以下の場合を指しています。
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高齢化
飼育されているワンちゃんの約5割、ネコちゃんの約4割がシニア期※に。飼い主による健康管理や医療技術の発達によって、10年前に比べると、平均寿命はワンちゃんは0.82歳、ネコちゃんは1.17歳伸びています。
※シニア期とは7歳以降が目安です。
一般社団法人ペットフード協会 令和4年 全国犬猫飼育実態調査