Dental Care FAQsデンタルケアに関するよくあるご質問

獣医師が監修したDental CareFAQs
子犬・子猫の歯磨き、いつから始めたらいいの?

子犬・子猫の歯磨きは、おうちに迎え生活環境になれて来たら、すぐに始めてみましょう。まずは、くち周りを触る練習からゆっくり時間をかけてトライしてみましょう。

子犬・子猫の歯磨き、どうしたらいいの?

子犬・子猫の歯磨きは、歯磨きを嫌いにならないよう「楽しく」行うことがポイントです。まずは、遊びの中で全身を触りながらくち周りにも触れる練習をし、嫌がらずくち周りに触れさせてくれた時には、しっかりほめてあげましょう。くち周りを触ることになれてきたら、犬猫用歯ブラシや歯磨きシートをくちに当てる練習もしてみましょう。(歯磨きのコツは⑦も参考にしてみてね。) 
※練習時間は愛犬・愛猫と飼い主さんの負担にならない程度にしましょう。

愛犬・愛猫の歯磨き、大人になってからじゃだめなの?

子犬・子猫の時から歯磨きを始めるのがベストですが、だからと言って大人になってから歯磨きを始めることがダメなわけではありません。大人になってから始めるとなれるのに少し時間はかかるかもしれませんが、子犬・子猫の時と同じように、くち周りを触ることから始めてみましょう。くち周りを触る事や歯ブラシに慣れない場合には歯磨きグッズや噛むことで歯垢を除去する歯磨きガムも試してみましょう。
※練習時間は愛犬・愛猫と飼い主さんの負担にならない程度にしましょう。

愛犬・愛猫の歯磨きは毎日必要なの?

飼い主さんも愛犬・愛猫も、負担にならない程度に毎日続けることが大切です。歯磨きは、歯ブラシの他にも歯磨きガムやグッズなど色々な歯磨き方法があるので、それぞれに合う歯磨き方法を見つけましょう。

愛犬、愛猫の歯磨きにはどんな方法があるの?

実際に歯ブラシや歯磨きシートで磨くことや、歯磨きガムや歯磨き効果のあるグッズなどで、楽しくする方法もあります。普段の愛犬・愛猫の好みや生活スタイルに合わせて、より効果的な歯磨き方法を探してみましょう。どんな歯磨き方法が合うかは「ぴったりアドバイス」で診断してみましょう。

愛犬・愛猫が、歯ブラシが苦手だけど、どうしたらいいの?

まずは、ワンちゃん・ネコちゃんが苦手なのは「くちを触る」ことか、「歯ブラシ」なのかを確認しましょう。くちを触ることには慣れているけど、歯ブラシが嫌いなワンちゃん・ネコちゃんは歯ブラシ以外の歯磨きシート・歯磨きジェルなどの別の歯磨きグッズを使ってみましょう。歯ブラシが苦手なのに、歯ブラシで磨き続けると、ワンちゃん・ネコちゃんがより歯磨きの時間を嫌がる恐れがあるので気を付けてください。また、歯ブラシだけでなく、くちを触ること自体になれていない子には、まずくち周りを触る練習からはじめましょう。(⑦歯磨きのコツも参考にしてみてね♪)日ごろのデンタルケアには犬用・猫用の歯磨きガムやおやつ、またおもちゃなども使ってストレスなくデンタルケアを行いましょう。

歯磨きのコツを教えて。

愛犬・愛猫の歯磨きを次のステップを踏んでやってみましょう!
歯磨きのコツは星マークのポイントを参考にしてみてね♪

  1. Step1

    くち周りを触る:遊びながら楽しく

  2. Step2

    歯ブラシ(デンタルシートを巻いた指)を当てる:歯ブラシの場合は、好きなフードやおやつのにおいをつけても。

  3. Step3

    ブラシを少し動かしてみる:嫌がらない程度に軽めに

  4. Step4

    一部を磨いてみる

  5. Step5

    全体を磨いてみる

  • できたらほめる(できなくても叱らない)

  • 嫌がる前にやめる

  • 一緒に楽しんでやる

  • 昨日までできていても今日できなくなることもあるので、その時は前のステップに戻ってみる

  • 焦らずゆっくり楽しみましょう

そもそも歯磨きガムやおもちゃってデンタルケアできるの?

愛犬・愛猫の歯磨きは、歯垢が歯石になる前に落とすことが大切です。歯磨きガムやデンタルケアを意識したおもちゃは、おくちの健康維持に配慮して開発されています。また、歯周の健康維持に役立つ成分を配合した商品もあるので、ワンちゃん・ネコちゃんの好みに合わせて選び、より効果的な歯磨きを目指してみましょう。

歯磨きガムの効果的な与え方は?

歯磨きガムは愛犬・愛猫の体重などを確認し、1日の適量を与えてください。(適量はそれぞれの商品のパッケージの裏面などをご参考にしてください。)
スティック型の歯磨きガムを与える時は、下記の画像を参考に与えてみてください♪

獣医師推奨 歯磨き効果がアップする方法
  • できるだけ
    長く手に持ち
  • 最初に汚れやすい
    奥歯で噛ませ
  • 左右や前歯など歯全体で
    噛ませます
すでに歯石が付いてしまっていたら、どうしたらいいの?

すでに歯石になってしまっている場合、基本的には犬用・猫用の歯ブラシや歯磨きガムなどで落とすことができません。そのような場合には、動物病院で歯石除去の処置を受けましょう。また、処置をした後は再び歯垢、歯石がついてしまわないよう、日々のデンタルケアを行いましょう。

医師プロフィール

ドギーマン専属獣医師 松岡久恵
入社日:
2011年1月
主な仕事内容:
開発者とのディスカッションを行い、商品開発に取り組む。
社内で飼育しているわんこ・にゃんこの日常のお世話や健康管理。